【診断レポ】大人の舌癒着症レベル3。手術待ち1年の現実と、医師に言われた衝撃の一言

免責事項

この記事は、筆者個人の診察体験および診断結果をまとめたものです。医学的な助言や効果を保証するものではありません。症状への判断や治療については、必ず専門の医療機関にご相談ください。

目次

まさかの「ついで受診」で発覚した衝撃事実

こんにちは、Dad Edit Lifeのパパです。

先日公開した記事(【仮説】猫背・扁平足・謎の疲れ。その原因は「足」でも「腸」でもなく、我が子に指摘された『舌』にあるかもしれない。)では、私の長年の不調(猫背・疲れ)の原因が「舌」にあるかもしれない、という仮説をお話ししました。

今回は、その仮説の根拠となった「舌癒着症(正式名称:舌小帯短縮症)」の診断レポートをお届けします。

  • 3歳の息子の検診のついでに受けた、軽い気持ちの検査。
  • そこで突きつけられた「レベル3(重度)」という診断結果。
  • そして医師から告げられた、衝撃の言葉と「手術は1年待ち」という現実。

ネット上にも情報の少ない「大人の舌癒着症」のリアルな診断現場をシェアします。

診察前の問診票:「これ、俺のことじゃん」

検査の前に、待合室で問診票を渡されました。 そこには、舌のことだけでなく、全身の不調に関するチェック項目がズラリと並んでいました。

正直、全部は覚えていないのですが、ペンを走らせながら「うわっ」と思った項目がいくつもありました。

  • いくら寝ても疲れが取れない(朝が一番だるい)
  • 整体に行っても、すぐ肩や首がガチガチになる
  • 集中力が続かず、頭がボーッとしやすい(日中の眠気)
  • 滑舌が悪く、よく聞き返される
  • 無意識に口がポカーンと開いていることがある
  • 猫背やストレートネックが治らない

他にも細かい項目がたくさんありましたが(確か「とにかく疲れやすい」といった項目もあった気がします)、記憶にあるだけでもこれだけ当てはまっていました。

「これ、完全に俺のことじゃん……」

今まで「体質」や「性格」のせいだと思っていた長年の悩みが、まさか「舌」のクリニックの問診票に並んでいるとは。 この時点で、「もしかしたら、全部繋がっているのかもしれない」という予感はありました。

そして、その予感は直後の検査で「確信」に変わります。

診断結果:呼吸システム全体の「スペック不足」が判明

いよいよ検査です。

私が受診した専門クリニックでは、単に舌の裏を見るだけでなく、「呼吸が正常に行われているか」を判断するために、以下の4項目で総合的な検査が行われました。

結果は、見事なまでの「オールレッド(重度)」でした。

検査項目私のスコア判定
① 舌の癒着3点重度
② 喉の気道3点重度
③ 鼻の通気度3点重度
④ 上唇の癒着2点中度
(※スコアは0〜3の4段階評価で、3が最も重い状態)

この表が意味するのは、単に「舌が短い」ということではありません。

舌の癒着(①)やアレルギー性鼻炎(③)などの複合要因で、「呼吸システム全体が機能不全(窒息状態)に陥っている」という事実でした。

それぞれの詳細を解説します。

① 舌の癒着(原因):デフォルト設定のバグ

舌の裏の筋(舌小帯)が、舌の先端、歯茎の近くまで付着している状態です。 誤解のないように言っておくと、私は「舌が動かない」わけではありません。意識して力を入れれば、舌を上に持ち上げたり動かしたりすることは可能です。

問題は、「無意識(リラックス)の状態」です。 本来、舌は上顎(口の天井)に吸い付いているのが正常な位置(定位置)です。 しかし私の場合、裏側の筋の突っ張りが強いため、意識を抜くとすぐに重力と張力に負けて、舌が下顎の底にダラリと落ちてしまうのです(低位舌)。

常に意識して舌を持ち上げ続けることは不可能ですから、私の舌は1日の大半を「間違った位置(底)」で過ごしていることになります。

② 喉の気道(結果):モニターに映った「埋没」

これが最も衝撃的でした。 鼻から内視鏡を入れて喉の奥(気道)を確認したところ、本来ならハッキリ見えるはずの気道が見当たりません。正常な状態であれば、声帯と喉の弁の間がパカッと開き、「三角形の穴」がきれいに見えます。

落ち込んだ舌の根元が喉の奥を塞ぎ、気道が肉に埋もれてしまっていたのです。 (もちろん隙間から空気は通っていますが、カメラには映らないほど狭い状態です)

医師は静かに言いました。 「お父さん、これじゃあ常に首を絞められているのと同じだよ」

③ 鼻の通気度(結果):アレルギーとのダブルパンチ

さらに、鼻の通気度検査でも「重度」の判定。 これには、上唇の癒着(④)の影響もありますが、それ以上に私自身の「万年アレルギー性鼻炎」が大きく関わっています。

内視鏡で見ると、鼻の中の粘膜がアレルギー反応で腫れ上がり、通り道が極端に狭くなっていました。 「喉」は舌で塞がり、「鼻」はアレルギーで塞がっている。 私の呼吸ルートは、ハードウェアの欠陥と持病の合わせ技で、完全に「渋滞」を起こしていました。

④ 上唇の癒着(上歯茎との結合):鼻呼吸への影響

上唇小帯のイメージ。ここが厚かったり位置が低いと、鼻の空間を圧迫することがあるそうです。

4つ目の検査項目は、上唇をめくった時の筋(上唇小帯)の位置と状態です。 私の結果は「スコア2(中度)」でした。

「唇なんて呼吸に関係あるの?」と思いましたが、先生の話では、この上唇の癒着をとる(切開する)手術を行うと、鼻の下の空間(鼻腔)が物理的に広がり、鼻呼吸が改善する可能性があるそうです。

鼻詰まり(③)が重度な私にとって魅力的な提案ですが、スコアが「3(重度)」ではなく「2」ということもあり、舌と一緒にここも切るべきかどうかはまだ悩んでいます。 手術直前の検査(今年10月)までに、じっくり考えて決める予定です。

「寝ても疲れが取れない」の正体

この「気道が塞がっている(②)」という検査結果を見て、妙に納得したことがありました。 それは、学生時代からの「いくら寝ても疲れが取れない」という悩みと、結婚してからの4年間、妻に「イビキがうるさい」と指摘され続けてきた事実です。

考えてみれば当然です。 起きている時でさえ意識しないと舌が落ちるのに、寝て全身の力が抜ければ、舌は重力でさらに喉の奥へ深く落ち込みます。

つまり、睡眠中こそが最も「首が絞まっている(窒息に近い)」状態だったのです。

  • 狭い気道を無理やり空気が通る振動音 = 妻が言う「爆音イビキ」
  • 酸素が十分に供給されない睡眠 = 朝起きてもダルい「万年疲労」

私は「布団で休んでいる」つもりでしたが、身体は毎晩、酸欠と戦う「過酷な環境」に置かれていたわけです。 これでは、どれだけ良い枕を使っても疲れが取れるはずがありません。

点と線が繋がった「猫背」の謎

ここで補足ですが、今回診断してくれた医師は「首が絞まっている状態だ」とは言いましたが、「だから猫背になる」とまでは断言していません。

では、なぜ私が[前の記事]で「猫背の原因は舌だ」と仮説を立てたのか? それは、以前、別の病院で下の子供(同じく舌癒着症の疑い)を診てもらった時の記憶が蘇ったからです。

その時の医師が、子供の姿勢の悪さを指摘しながら、何気なく私にこう言いました。 「お父さんも結構な猫背だね。もしかしたら、お父さんも(舌が)原因かもしれないよ」

当時は聞き流していましたが、今回の内視鏡検査で「埋もれた気道」を目の当たりにした瞬間、その言葉の意味を理解しました。

「気道が埋もれているから、少しでも空気の通り道を確保するために、無意識にアゴを前に突き出して猫背になっていたんだ」

二人の医師からの別々の情報が、私の中で一つに繋がった瞬間でした。

手術の予約状況:子供は2年、大人は1年待ち

「原因が分かったなら、すぐに手術して治したい!」 そう意気込んだ私に、現実は非情でした。

この病院は全国でも数少ない(6ヶ所程度と言われています)専門的な治療を行う機関で、全国から患者が殺到しています。 受付で提示された最短の手術日程は……。

  • 3歳の息子(全身麻酔): 2028年(約2年待ち)
    • ※息子も私と同様に、手術が必要なレベルの癒着があるとの診断でした。
  • 私(局所麻酔): 2027年1月(約1年待ち)
息子の手術はまさかの2年待ち。気長に待つしかありません。

耳を疑うほどの待ち時間ですが、私はその場で予約を入れました。 35年間の不調に比べれば、あと1年なんて誤差です。「物理的な原因」を修正できる希望があるなら、待つ価値は十分にあります。

「もしかして自分も?」と思った方へ:病院の探し方

もし、この記事を読んで「自分や子供も舌癒着症かもしれない」と感じた方は、以下のステップで情報を探してみてください。

  1. 検索方法: Googleなどで「舌癒着症」(または「舌小帯短縮症」)と検索し、この疾患について記載がある病院を探してください。
  2. 病院による違い(我が家の体験談): 実は我が家では、下の子とそれ以外(私・妻・上の子)で、別々の専門病院を受診しています。病院によって検査の深度や方針がかなり違うようです。
    • A病院(下の子が受診・手術済み): 舌癒着症の解説ビデオを視聴し、口の中をライトで目視するシンプルな診察。
    • B病院(今回、私たちが受診): 解説ビデオに加え、今回レポートしたような内視鏡や通気度測定などの精密検査があり、データで重症度を判定するスタイル。
  3. まずは「説明」を聞きに行く: アプローチは違いますが、どちらの病院でも共通していたのは、最初に「舌癒着症とは何か?」を解説するビデオを見せてくれたことです。 まずはネットの情報だけで悩まず、取り扱っている病院に行き、この病気の仕組みについて説明を受けてみることをお勧めします。

まとめ:2027年のアップデートを待つ

  • 診断: 舌癒着症 レベル3(重度)
  • 状態: 呼吸システム全体の機能不全(気道閉塞・鼻閉)
  • 実感: 睡眠中の「酸欠」による万年疲労とイビキ
  • 手術: 2027年1月(1年待ち)

これが、私の身体に隠されていた「真実」の全データです。

手術を受けた後、私の世界がどう変わるのか。 呼吸が楽になり、猫背が改善し、朝スッキリ目覚められる日が来るのか。

その「答え合わせ」は1年後。またこのブログで報告したいと思います。

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この記事を書いた人

30代製造業パパ。DTM・写真・動画編集で『家族にドヤる』ために奮闘中。

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