本記事で紹介するハチミツ療法は成人向けです。1歳未満の乳児には、絶対にハチミツを与えないでください。
腸内環境が未熟な赤ちゃんが摂取すると、「乳児ボツリヌス症」を発症し、最悪の場合命に関わる危険があります。
また、本記事は筆者の個人的な体験と検証に基づくものであり、医学的な効果を保証するものではありません。
深夜23時、PCの電源を入れて「絶望」する日々
こんにちは、Dad Edit Lifeのパパです。
21時。子供たちの寝かしつけを終え、リビングへ生還。 ここから23時頃までは、残った家事を片付けつつ、夫婦で過ごすリラックスタイムです。
妻が隣でSNSを見たり話しかけてくる中、私もiPadを開いて家族写真の編集をしたり、iPhoneでブログ記事の構成を練ったり(壁打ち)。 会話を楽しみながら、ゆるやかに創作の準備運動をするこの時間は、私にとって大切な「日常」です。
そして23時。妻が「そろそろ寝るね」と寝室へ向かう背中を見送った瞬間。 ここからが、パパの「第2ラウンド(本番)」の始まりです。
私は妻に倣って寝るのではなく、「書斎(秘密基地)」へと移動します。 リビングでのiPhoneやiPadから、書斎のハイスペックなデスクトップPCへ。 誰にも邪魔されず、本腰を入れてクリエイティブに没頭する「最後の1時間」。
……のはずでした。
しかし、以前の私は、この「23時の移動」をする頃には「完全に電池切れ」でした。 とりあえずPCの電源ボタンは押すんです。ファンの回る音がして、モニターが光る。 でも、ただその光を見つめるだけで、マウスを握る気力が湧かない。 結局、何もせずにシャットダウンして、虚しく布団に潜り込むこともしばしば。
「今日も何もできなかった……」
そんな私が、ある「身体の不調」を治そうとした結果、副産物(おまけ)としてこの夜のエネルギー切れまで解消してしまった話をします。
きっかけは「猫背」と「下痢」だった

実は最初から「エネルギー管理」をしようと思ったわけではありません。 私の悩みはもっと根本的な、「身体の構造」に関するものでした。
「なぜ、私の背中はこんなにも丸まっているのか?」
30年来の猫背と、謎の疲れ。 最初は「足(土台)」が原因だと思い、高価な医療用インソールを導入しました。

確かに足の疲れは減りました。しかし、猫背は治らない。 「足じゃないなら、次はどこだ?」
そこで次に目をつけたのが、「内臓(腸)」でした。 私は昔から胃腸が弱く、ほぼ毎日下痢をしていました。お腹が痛い時、人は無意識に前屈みになりますよね?
「内臓を守るために、身体が丸まっているのではないか?」
この仮説を検証するために始めたのが、「ハチミツ療法」です。 弱った腸には、消化の負担がかかる固形物よりも、即エネルギーになり腸壁を修復してくれる「良質な糖分(ハチミツ)」が良いという説です。
半信半疑で始めたのが、すべての始まりでした。
選んだのは長坂養蜂場「二代目の蜂蜜」
私が選んだのは、地元・静岡県浜松市にあるハチミツ専門店「長坂養蜂場」の看板商品、『二代目の蜂蜜』です。
これは「中国産のアカシア蜂蜜」と「国産(三ヶ日)のみかん蜂蜜」をブレンドしたものです。 「え、中国産?」と思うかもしれませんが、世界的な産地である中国のアカシア蜂蜜はクセがなく、そこに香り高い国産みかん蜂蜜を合わせることで、驚くほどスッキリとした味になっています。
店員さんに確認したところ、「採れたての風味や栄養を壊さないよう、巣箱の中と同じくらいの温度(低温)で瓶詰めしている」とのこと。 厳密には「非加熱(Raw)」の定義は難しいですが、酵素が死滅するような高温処理はされていない「生きたハチミツ」です。
本当は、さらに希少な『自然採蜜の百花はちみつ(完全国産)』が欲しいのですが、いつ行っても売り切れ……。 でも、この『二代目』でも十分に酵素の恩恵は受けられますし、何より美味しいので続いています。
【読者の方へ】 どのハチミツを買えばいいの?
「静岡まで買いに行けないよ!」という方がほとんどだと思います。 もし皆さんがハチミツ療法を始めるなら、以下の基準で選んでみてください。
絶対条件: 「純粋はちみつ」であること
裏のラベルを見て、原材料が「はちみつ」だけのものを選んでください。 「果糖ぶどう糖液糖」などが混ざっている「加糖ハチミツ(ハチミツ風味のシロップ)」はNGです。あれはただの砂糖水なので、腸の負担になります。
【Lv.1】 とにかくエネルギー(体力)が欲しい人
Amazonやスーパーで売っている「純粋はちみつ(Pure Honey)」でOKです。 容器は使いやすいポリ容器(倒立ボトルなど)で構いません。加熱処理されていても糖分としてのエネルギー効率は変わらないので、「下痢を止めたい」「夕方のガス欠を防ぎたい」という目的だけなら、ここからスタートで十分効果があります。
【Lv.2】 美容・健康効果も欲しい人(私はここ)
もし予算に余裕があるなら、「非加熱(Raw Honey)」や「低温充填」と書かれたものを選んでください。 酵素やビタミンが生きたまま摂取できるので、腸内フローラの改善や美肌効果が期待できます。私が使っている長坂養蜂場のハチミツもこのタイプです。
【Lv.3】 徹底的に健康・安全にこだわりたい人
さらに上を目指すなら、「無農薬(オーガニック)」「非加熱」「瓶詰め」の3拍子揃ったものを選んでください。 プラスチック容器は便利ですが、長期保存における容器成分の溶出リスクなどを気にする方は、化学的に安定している「ガラス瓶」に入ったものがベストです。 (※ただし、重くて割れやすく、スプーンですくう手間がかかるので、そこは「健康」と「利便性」のトレードオフです)
会社員パパの「デュアル水筒」運用マニュアル
こうしてハチミツを手に入れた私は、会社での飲み物をすべてハチミツドリンクに変えました。

【1本目】午前用:ホットコーヒー + ハチミツ
朝はカフェインで脳を覚醒させつつ、ハチミツで腸をケアします。 こだわりは「60度」と「酸味対策」です。
「60度」のマイルール
一般的に、ハチミツに含まれる酵素やビタミンは熱に弱く、45℃を超えると徐々に壊れ始め、60℃を超えると成分が変質してしまうと言われています。 本来なら「45℃以下(ほぼぬるま湯)」が良いのですが、それだとコーヒーとして美味しくない。 そこで私は、ドリップしてから少し冷ました「60度(ギリギリ手で持てる熱さ)」を目安に溶かしています。 「酵素が死ぬギリギリのライン」かつ「ホットコーヒーとして許せる温度」。この妥協点が60度なんです。
冷めても「酸っぱくならない」
これは嬉しい誤算でした。ハチミツを入れると、時間が経ってもコーヒー特有の「嫌な酸っぱさ」が出にくいんです。おかげで午前中いっぱい美味しく飲めます。
【2本目】午後用:ルイボスティー + ハチミツ
午後はノンカフェインのルイボスティーに切り替えます。 腸への負担を減らしつつ、糖分を補給し続けます。
⚠️ 食洗機には気をつけろ
ここで一つ、失敗談を。 写真の水筒、片方の塗装がボロボロですよね? 「毎日手洗いなんてやってられん!」と、食洗機非対応のやつを無理やり食洗機に突っ込んだ結果です。見事に剥げました。 今は諦めて剥げたまま使っていますが、これから始める方は、最初から「食洗機対応」と書かれた水筒を買うことを強くおすすめします。
検証結果:下痢が止まり、夜が明るくなった
この生活を半年ほど続けた結果、身体に劇的な変化が起きました。
下痢が劇的に減った(が、完治ではない)
正直に言います。「完全に治った!」とは言えません。今でも体調によってはちょいちょい下痢になります。 ですが、以前のような「毎日必ずお腹を壊す」という絶望的な状況からは脱出しました。「週7」だったのが「週1〜2」に減っただけでも、私にとっては劇的なQOL(生活の質)の向上です。
夜までエネルギーが持つようになった(予想外の副産物)
これが驚きでした。腸を治すつもりだったのに、気づけば「23時の電池切れ」がなくなっていたのです。考えてみれば当然かもしれません。 今までは消化不良で栄養を吸収できず(エネルギー漏れ)、さらに頻繁な下痢で体力を消耗していました。 ハチミツで腸(エンジン)が修理され、さらに良質な燃料が補給されたことで、夕方以降のスタミナが劇的に向上したのです。
今では、23時に書斎へ移動しても、スムーズにPCに向かい、創作活動に没頭できるようになりました。
まとめ:「燃料」は満タン。でも「姿勢」はどうだ?
こうして、私の「万年下痢(毎日→時々へ)」と「エネルギー切れ問題」は解決しました。 ハチミツのおかげで、腸というエンジンはだいぶ調子を取り戻しています。
しかし、肝心の「猫背」は治りませんでした。
「腸が悪いから前屈みになる説」は、半分正解で半分ハズレだったようです。 お腹の調子がマシになっても、私の背中は丸まったまま。
「足(インソール)でもない」 「腸(ハチミツ)でもない」 「なら、一体どこだ?」
そうして最後に辿り着いたのが、私の30年来の猫背の「真犯人」かもしれない、ある身体の構造的欠陥でした。 インソール、ハチミツと検証を続けてきた私が、ついに辿り着いた「ハードウェアの欠陥(舌)」については、こちらの記事で詳しく書いています。


ハチミツは1歳を過ぎてから ハチミツは、腸内環境が整っていない1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないでください(乳児ボツリヌス症のリスクがあります)。 今回の記事は、あくまで「大人のエネルギー補給」としての紹介です。
