【仮説】猫背・扁平足・謎の疲れ。その原因は「足」でも「腸」でもなく、我が子に指摘された『舌』にあるかもしれない。

【免責事項】

この記事は、筆者個人の診察体験および考察をまとめたものです。医学的な助言や効果を保証するものではありません。症状への判断や治療については、必ず専門の医療機関にご相談ください。

目次

30年越しの「エラー」の正体

こんにちは、Dad Edit Lifeのパパです。

私は物心ついた頃から、常に身体のどこかが不調でした。 「お腹を下すのがスタンダード」「とにかく疲れやすい」。そして鏡を見れば、ひどい猫背と扁平足。

そして今年、ついにその「不調の真犯人(ルートコーズ)」と思われる存在にたどり着きました。 それは、足でも腸でもなく、「舌」でした。

今日は、私の30年来の不調の正体を探るために行ってきた「エラー潰し(検証)」の記録と、最後にたどり着いた「舌癒着症(正式名称:舌小帯短縮症)」という衝撃の診断結果についてお話しします。

身体の「歪み」は、自分を守るための機能だった

検証に入る前に、私なりの「仮説」をお話しします。 それは、「本来、正しい状態の身体であれば、不調(エラー)は起こらない」というエンジニア的な思考です。

じゃあ、なぜ身体が歪んだり、姿勢が悪くなったりするのか? それは、身体のどこかに致命的な欠陥(バグ)があり、そこをカバー(代償)するために、あえて身体を歪ませてバランスを取っているからだと思うのです。

つまり、猫背は「悪」ではなく、何かを守るための「必要悪(パッチ処理)」ではないか。 そう考えた私は、この仮説を検証するために、2つの方向からアプローチを行ってきました。


検証①:下から治す(インソール)

【期間:1年半前〜現在】

まず疑ったのは、身体を支える「土台(足)」です。 「扁平足という構造上のエラーがあるから、倒れないように身体が無理やり猫背になっているのではないか?」と考えました。

導入したのは、医療用としても使われる矯正用インソール『フォームソテックス』。

  • 狙い: 足元の歪み(外的要因)を取り除くことで、身体が「もう猫背でバランスを取らなくていいんだ」と気づき、自然と姿勢が良くなるはず。
  • 成果: 1年ほどで土踏まずが復活し、足の疲れは軽減されました。
  • 誤算: しかし、肝心の「猫背」は治りませんでした。

「足(土台)が整っても、身体はまだ猫背を必要としている」 下から攻めてダメなら、次は内側だ。そう考えて次の検証へ移りました。

検証②:内から治す(ハチミツ療法)

【期間:半年前〜現在】

次に疑ったのは「腸」です。 私は昔からお腹が弱く、下痢を繰り返していました。

「常にお腹の調子が悪いから、無意識にお腹をかばって(丸めて)猫背になっているのではないか?」 「腸のエネルギー不足を解消して快便になれば、身体は安心して姿勢を正せるはずだ」

そう仮説を立て、ハチミツ療法で十分な糖(エネルギー)を補給することにしました。

  • 狙い: 腸内環境とエネルギー不足を解消し、内的要因によるエラーを取り除く。
  • 成果: 下痢が劇的に減り、夜まで体力が続くようになりました。エネルギー問題は解決です。
  • 誤算: それでもやはり、「姿勢の悪さ」だけはどうしても残るのです。

詳しい実践方法はこちらの記事から↓

下(足)を整えても、内(腸)を満たしても、私の脳は「まだ猫背をやめるな!」と命令し続けている。 一体、私は何をカバーするために、ここまで必死に背中を丸めているのか?

その答えは、子供の診察の「ついで」に受けた検査で判明しました。


判明した原因:生命維持のための「究極の代償動作」

きっかけは、3ヶ月ほど前。妻と子供が通っている助産院でのことでした。 そこで、3歳と0歳の子供たちについて「舌癒着症(舌小帯短縮症)の傾向があるから、一度専門医に診てもらった方がいい」と紹介状を渡されたのです。

その流れで、ついでに私も検査を受けたところ、予想外の事実が判明しました。

「お父さん、これじゃあ常に首を絞められてるのと同じだよ」

モニターに映し出された私の喉は、舌によって気道(空気の通り道)が極端に狭くなっていたのです。 その専門クリニックの基準で言うと、私の舌は「レベル3(重度)」。 本来あるべき呼吸のスペースが、物理的に確保できていない状態でした。

※診断結果の詳細は別記事へ 「レベル3」とは具体的にどんな状態なのか? なぜ今まで気づかなかったのか? 衝撃の診断スコアや、医師から告げられたリアルな言葉については、以下の「診断レポート」で詳しく公開しています。


新たな仮説:「人間のアップデート順序」は決まっている?

診断の詳細は置いておいて、ここで私が注目したいのは「なぜ身体が猫背を選んだのか」というエンジニア的な考察です。

ここで、私の中でひとつの「仮説」が確信に変わりました。 それは、「人間の成長プロセス」に基づいたアプローチの正当性です。

赤ちゃんが生まれて最初にできるようになる身体制御は何か? 「ハイハイ(足腰)」でも「寝返り(体幹)」でもありません。

「首が座ること(頭部の安定)」です。

人間はまず、重たい頭を支える首(上流)を安定させ、そこから背骨、腰、足へと、上から順に機能を獲得していきます。 つまり、成長のスタート地点である「首・舌・気道」にバグ(癒着)があれば、その後のプロセスである背骨や足が正常に機能しないのは当然の帰結ではないでしょうか。

「上流(首)がバグっているのに、下流(足・インソール)だけで修正しようとしても無理がある」

これが、足からアプローチしても姿勢が治らなかった理由であり、今回「舌」にたどり着いた私が感じている手応えの正体です。

  1. 根本原因(バグ): 舌が癒着して喉に落ち込み、気道を塞いでいる。
  2. 代償動作(パッチ): そのままだと窒息するため、頭を前に出し、背中を丸めることで無理やり気道を確保する。
  3. 結果(仕様): 「猫背」の完成。

私が胸を張って良い姿勢をとると、構造上、気道が塞がって苦しくなるのです。 だから脳が「息をするために丸まれ!」と必死に指令を出していた。 私の猫背は、悪い癖などではなく、私を生かすために身体が編み出した「生存戦略」だったのです。あくまで仮説ですが、人間の成長順序を考えれば、この「トップダウン」のアプローチは非常に理にかなっていると感じます。

2027年の「デバッグ(手術)」に向けて

「下(足)」でも「内(腸)」でもなく、どうやら「上(舌)」に真犯人がいる可能性が高い。 これが、数々の検証を経て私がたどり着いた現時点での結論(推定原因)です。

その専門クリニックの基準で「レベル3」と判定された私の舌。 本来ならすぐにでも手術を受けて「バグ修正」を行いたいところですが、現実はそう簡単ではありません。 大人の手術は「1年待ち(2027年1月)」という状況です。

もちろん、手術を受けたからといって、魔法のように全てが解決するとは限りません。 長年染み付いた身体の使い方は、ハードウェア(舌)を直した後、ソフトウェア(脳の指令)を書き換えるトレーニングが必要になるでしょう。

しかし、これは大きな希望でもあります。 今まで「体質だから」「性格だから」と諦めていた不調や姿勢の悪さに、「物理的な原因」の可能性が見つかったのですから。

1年後、手術によって私の「気道」が開通したとき。 35年間「首を絞められたような負荷」の中で生きてきた私のパフォーマンスがどう変わるのか。 それまでの間、自分なりにできるトレーニングなども試しながら、この人生最大の「デバッグ作業」を続けていこうと思います。

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この記事を書いた人

30代製造業パパ。DTM・写真・動画編集で『家族にドヤる』ために奮闘中。

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